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気温35度超えも珍しくない、熱帯のような日本の夏。働く女性の皆さん、真夏にパンティストッキングを履くのはツラくないでしょうか? 満員電車でネットリ脚にまとわりつく熱気。炎天下の外回りでは、汗で湿ったパンストで脚が窒息しそう……。
特に営業ウーマンからは悲鳴が
筆者の周りでは、「酷暑でのパンストは地獄だ!」という声が多いのです。特に営業ウーマンからは、「バリ島あたりの熱帯をパンストで歩いてるようなもので、正気の沙汰じゃない!」との悲鳴も。
一方で、「仕事でナマ脚はマナー違反」という雰囲気もあり、中にはパンスト着用が規則だという会社もあります。クールビズ運動でも、なぜかパンストが問題視されることはありません。
ストッキング 世間の働く女性たちは、夏のパンスト問題をどう感じているのでしょうか?
そこで女子SPA!では、20~30代の営業職・事務職の女性200人に調査してみました(※)。
まず、ツラいと思うかどうかを聞いてみると…
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・真夏にパンストを履くのは暑くてツラい 42.5%
・できることなら真夏にパンストを履きたくない 41.5%
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と、4割以上がやっぱり不快なようです(予想よりは少なかったですが)。
不快だと生産性だって落ちるはずですが、会社によっては「パンスト拒否」しにくいのがツライところ。
「パンストを履かないとマナー違反だという雰囲気がある」(16.0%)や「素足だと恥ずかしいので自ら履いている」(21.5%)など、周囲の目を気にして履いている人が少なくないようです。
また「脚をきれいに見せるために、自ら履いている」(19%)という人も。たしかにサポート効果や傷を隠すなどの効果はあり、”履きたい人が履く”分にはまったく問題ないのですが…。
クールビズ推進の役所もパンスト問題はスルー
次に、働く女性の声をヒアリングしてみました。
・「ウチはストッキング着用が規則なんです。男性の上司には、いっぺんパンストを履いて暑さを味わってみてほしい!」(31歳・金融)
アンケートでも「職場でパンスト着用が義務付けられている」という人が7.0%いました。
・「営業に行くと先方の男性がスーツなので、こちらもナマ脚では失礼かと。でも、お互いに暑さガマン大会みたいでバカらしいですよね」(28歳・メーカー)
長めのスカートならナマ脚でも目立たないし、ソックスなら失礼じゃないのでは?実際、出版やIT業界などではそういう女性が普通にいます。
・「私は生理的にパンストが我慢できないので、夏はパンツ+膝下ストッキングです。今年流行りのガウチョ+膝下ストッキングだと涼しくて有難い。一生ガウチョブームが続いてほしいです」(29歳・IT)
アンケートでも、「パンストを履きたくないためにパンツファッションにしている」という人が13.5%。
クールビズの旗振り役である環境省は、省内におけるクールビズのOK/NG基準をHPに載せています。「ノーネクタイ」「ポロシャツ」など13項目並んだ中に、そもそも「ノーストッキング」という項目自体がナシ。この問題は眼中にないようです。
女性活用を推進する安倍総理、いっぺん真夏にパンストを履いてみてはいかがでしょう。
※女子SPA!調べ
20~30代の営業職・事務職の女性200人(東京・千葉・神奈川・埼玉、大阪、愛知在住)に、インターネットで調査。
(自動車通勤だと状況が違うため都市部を対象にした)
調査期間:2015年7月21~24日 調査協力:リサーチプラス
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営業ウーマン
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