医学部新設
下村文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で、東日本大震災の被災地の医師不足を解消するため、東北地方の大学に新設を検討している医学部について、早ければ再来年度・平成27年度の開設を目指すことなどを盛り込んだ基本方針を示しました。
東日本大震災の被災地では、医師不足が深刻化しているとして、大学の医学部の新設を求める声が上がっていることから、文部科学省は、東北地方の1校に限り、新設を認める方針です。
これについて、下村文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で「被災地の復興支援のための特例としての医学部の設置なので、できるだけ早く設置ができるようにしたい」と述べ、今後の設置認可の進め方や設置の条件などを盛り込んだ基本方針を示しました。
基本方針では、新設にあたって
▽総合診療や在宅医療など、震災後の地域医療のニーズに対応した教育を行うことや、
▽教員として地元の医師を引き抜かないなど、地域医療に支障をきたさないようにすること、
▽卒業生が東北地方に残り、医師不足の解消に寄与する方策を講じることなどを求めるとしています。
そして、文部科学省は、こうした条件を踏まえた構想を新設を希望する大学から募り、来年度、専門家による有識者会議で1校を選んで設置を認可したうえで、早ければ平成27年度の開設を目指すとしています。
あまり増やし過ぎたら弁護士みたいになるんじゃ?
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遂に?
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